葦の波 part3

2024年8月30日-9月1日|北海道・斜里町旧役場庁舎

葦の芸術原野祭参加作品

概要

『葦の波』はあしげい実行委員が主となり共同制作するパフォーマンス作品です。2022年から2年に渡り芸術祭のフィナーレを飾り、満員御礼の中、旧役場庁舎の庭から1階、2階へと移動するスタイルで上演してきました。知床で暮らしてきた人と、知床で暮らし始めた人と、知床を訪れた人たちが芸術祭の準備から会期まで約2ヶ月弱の期間を通して発見した地域の特色や出会いを舞台上に持ち寄ることで、それぞれの生活と表現、その周縁のものや知床の風景や生きものたちの気配、今も残っているものや消えてしまったものを観客と想像してきました。今年度は、実行委員に地域おこし協力隊として斜里に移住したメンバーも加わったことで、さらに斜里町という土地に根差し、町民との関係性を紡いだ上での上演を目指しました。

クレジット

演出・照明|今野裕一郎

出演|
岩村朋佳
川村喜一
川村芽惟
黒木麻衣
小泉柊介
高木唯
中山よしこ
橋本和加子
松本一哉
本藤美咲

楽曲提供|中條玲、本藤美咲
記録写真|Airda、川村喜一

参考文献|
斜里女性史をつくる会『語り継ぐ女の歴史』第一巻より抜粋
「蜜と乳の流れる国を求めて」辻中ミヨ(p1〜11)

Special thanks|阿部公男、五十嵐金物店、稲垣好孝、OSA、川端和子、神田書店、坂藤加菜、しだちゃん、斜里ねぷた保存会、ペンションしれとこくらぶ/喫茶年輪、meth @JUICE Records、山田涼子、おもいでうろうろの思い出たち、旧役場庁舎

共催|公益財団法人北海道文化財団
協力|斜里町立知床博物館、ゆめホール知床、ウトロ漁村センター、ヒミツキチこひつじ、中斜里シャトラン
後援|北海道、斜里町芸術文化事業協会(斜里げいぶん支援事業)、斜里としょかん友の会